Project
プロジェクト詳細

【プロジェクト#3】NFT × 電子書籍

NFT(Non-Fungible-Token)というブロックチェーン技術を活用した、電子書籍の事業化を推進しています。

電子書籍における課題背景

従来の電子書籍は、「データ自体」ではなく「読める権利」を購入する仕組みになっています。そのため、書籍データの自由な移転や中古売買などができず、事業者の都合によりサービス提供が終了した場合は閲覧もできなくなってしまう、という課題がありました。また、友人との回し読みや、好きな作家にサインを入れてもらうといった「紙の本を所有すること」で生まれていた体験も、電子書籍では実現できませんでした。

プロジェクト事例

① コミックスマート社との共同プロジェクト

人気マンガアプリ「GANMA!(ガンマ)」を手がけるコミックスマート社と協業し、NFT(Non-Fungible-Token)というブロックチェーン技術を活用して、書籍自体の所有権をユーザーが保有できる自律分散型の流通システムを構築・提供します。

NFTは、唯一無二のオリジナルデータであることを証明できる、代替不可能性を持つトークンです。このNFTを活用することで、ユーザーは事業者の都合に左右されずに書籍を所有・閲覧することができ、紙の本と同様に書籍を売買できます。

さらに電子書籍が二次流通市場で売買された場合でも、権利保有者(出版社、作者など)に適正な収益が還元される仕組みを実現することも可能です。

さらに、「読む」を超えた新しい電子書籍の体験づくりにも取り組んでいます。具体的には、「電子書籍内のコンテンツにのみ作者のサインをつける」「初版で購入した人限定の書籍を販売する」「本編の内容を販売後に追加・変更していく」などです。

コミックスマート社との「パブリック・ブロックチェーンを活用した所有権の提供」と「書籍データを暗号化した上で各自が所有できる形式」を両立する電子書籍の実現は、世界初の試みになります。(2020年7月発表時点、当社調べ)

今後の展開

今後、コミックスマート社との取り組みで得られた知見をもとに、より広範でのNFT電子書籍の実用化をめざしていきます。